振袖をレンタルするとき、基本料金だけに注目しがちですが、実際には契約後に追加で発生する費用や見落としやすい注意点がいくつもあります。思わぬ出費やトラブルを防ぐためには、契約前の段階で細かな条件を把握しておくことが大切です。
プランに含まれない小物やサービスの費用
レンタルプランの中には、草履やバッグ、ショールといった小物が含まれていないものもあります。これらを別途購入またはレンタルすると、1点あたり数千円から数万円の追加費用が発生する可能性があります。
また、着付けやヘアセット、メイクがプラン外である場合、それぞれ1万円以上かかることも珍しくありません。事前にプランの内容をよく確認し、自分で準備が必要な項目がないか把握しておきましょう。
延滞・汚損・キャンセルに関する条件
振袖のレンタルでは、返却期限に遅れると延滞料金が発生することがあります。とくにネットレンタルでは返却日が厳密に設定されており、1日でも遅れると追加料金がかかるケースが多いです。また、食べこぼしや香水のにおい移りなど、軽微な汚れであってもクリーニング代を請求されることがあります。
さらに、キャンセルポリシーも見落とせません。直前キャンセルの場合、キャンセル料として全額が請求されることもあるため、契約時に必ずキャンセル条件を確認しておく必要があります。